小豆島のオリーブ公園で、魔女の宅急便

香川県

小豆島へ少しでも時間節約のため高速艇で

土庄港へ向かいます。小豆島での移動は、土庄地区をベースに計画した方が、動きやすいような気がします。高速艇での往復で、2,230円でした。

オリーブマリン号が接岸します。平日でしたが、瀬戸芸の開催中のため、乗客がかなりいました。直島や女木島、男木島行きのフェリーはもっとすごい行列でしたが。

船内は、こんな感じです。この後も多くの方が乗船しましたが、ほとんどが外国人でした。

手前の船が、女木島、男木島へ向かうめおん号、向こう側は直島などへ向かう新造船あさひ号です。写真では分かりにくいですが、小さいめおん号には、甲板にも客があふれています。

小豆島行きのフェリーを見ながら先を急ぎます。

土庄港も瀬戸芸ムードでいっぱいです。

土庄港のオリーブバスの案内所で相談。まず中山地区へ

窓口の女性の方にかなり丁寧に行程について相談に乗っていただき、バスの時刻表にマーカーで印を付け、料金もこのコースなら1,000円の1日乗車券を買った方がお得との助言もいただきました。

小豆島中央病院行きの芸術祭臨時便に乗車。棚田がある場所に、「小豆島の恋」の作品もあることから、直近の春日神社バス停までこのバスで行きました。

かなり多くの乗客がいましたが、このバス停で、すべての方が降車しました。すごい人気です。

これが、中山地区の棚田です。今は、丁度田植えのシーズンなので、田ごしらえをしていました。右に見えるのが、芸術祭の作品の「小豆島の恋」です。

作品も見ることにしました。

竹で作成された作品の内部です。聞こえてくるのは、外国語ばかりです。

昼食は、バス停の近くのこまめ食堂に入ってみました。外観からは取っ付きにくそうですが、たくさんの方が訪れていました。

中は、若い人向けのメニューも豊富で、皆さん地元の方のようです。お話を聞くと、この中山の棚田で作られたお米や水で食事を作っているとのことで、なるほど人気の訳だと納得。この家は、昔は、精米所だったそうです。

天井には、精米所時代の設備の一部が残っていました。

食事を注文しても、次のバスの時間に間に合いそうにないので、すぐできるのはオリーブ牛バーガーということで、お願いし、バスを待ちながらいただくことに。

人気のこまめ食堂。ここを目的に来られる方もいるらしく、火曜日が休みのようです。

小豆島中央病院で乗り換えて、オリーブヶ丘へ

小豆島中央病院で、坂手港行きに乗りかえます。

オリーブヶ丘のバス停に着きました。オリーブ記念館です。食事や休憩、お土産売場もありますが、ユニークなのは、ほうきの貸し出しです。

映画「魔女の宅急便」のロケ地になったことで一躍有名に。ここに来る人のほとんどがこのほうきをもって、風車に向かいます。なお、レンタル料は無料です。

オリーブ園の中を進みます。

この場所で、ほうきにまたがり、ジャンプしたところを写真に撮ろうとしています。かなりの人が、同じチャレンジをしています。

海を背景にする人もいます。女性一人でほうきにまたがり、自撮りしようとしている人がいたので、撮りましょうかと声をかけましたが、伝わらなかったようです。英語でとも思いましたが、声をかけられたことが恥ずかしかったようで、それ以上深追いしませんでした。

これが「幸せのオリーブ色のポスト」です。記念館の中に絵葉書が販売されているので、幸せの便りを送ろうというもの。オリーブの葉を取ってきてしおりにすることもできるそうです。

オリーブ公園口のバス停は海岸沿い

近くの海岸からは、美しい瀬戸内の風景を見ることができます。

二人でいることが似合います。

再び、土庄港へ

帰りも高速艇に乗ります。スーパーマリン号です。

高松港まで35分で着きます。

今回は、夕方、早めに土庄港に向かったため、2箇所しか巡れませんでしたが、暑かったせいもあり、結構疲れました。小豆島は、地域独特の文化が残っていて、何度も訪れたい所です。芸術祭がなければ、海外からこれほど注目されることもなかったかもしれません。でも、落ち着いた時にも行ってみたい気がします。

コメント