鉄道のある風景 大坂峠からの特急うずしお

香川県

源義経の峠越えで有名な大坂峠。今は、香川県東かがわ市と徳島県鳴門市にまたがる県道1号線として道路が整備され、ドライブやサイクリング、ハイキングを楽しむ人もいます。大型車はカーブが急なため通行できません。この日は、JR高徳線の撮影スポットとしても有名な展望台や途中の道を歩いてみました。行きかう人は、ほぼなしです。

地図で見ると、香川県側はこんなに曲がりくねっています。峠を越えて徳島県側に入ると結構ましになるようですが、今回は展望台までにしました。途中、ふらふら歩きながら。国道11号からの分岐には信号と案内表示があります。

道は舗装され、車の対向もゆっくり走れば可能です。

こんな道を進みます。前方のガードレールの道を登って行きます。

場所によっては、樹木のトンネルが。大型車が通りませんから車高が低い車なら問題なく。

歴史の道百選の表示板もありました。この道を馬を率いた義経軍が通ったかと思うと、周りに誰もいないこともあり、ぞくっとしました。

ちょうど、高松方面への登り特急うずしおが通過します。2両編成でした。

展望台が近づいてきました。

展望台付近です。ちょうどここが香川県と徳島県の県境になります。左の脇道を入ると展望台です。

このカーブにあった表示板です。まー主張してますね。

脇道に入ってすぐに案内表示が。

香川県が設置している雨量計です。

到着です。

広い駐車場があります。トイレはありませんでした。

引田部族についての解説板が。

予想外にしっかり整備された展望台です。今は、訪れる人が少ないですが、人気の時期もあったのでは。

展望台から淡路島方面を見ています。素晴らしい景色と空気。気分が晴れる場所です。やー、ここはすばらしい。ごみなども落ちていませんでした。

展望台は、一段下にも整備されていて、いうなれば、天空の展望台です。周りの風は、すべて自分のものになります。かっこよすぎか。

隣接しているパラグライダーの離陸板です。正しい呼び名はなんていうんでしょうか。この日は、寒かったし、風も不規則に向きを変えていたので誰もいませんでした。人気は夏かな。

普通列車が通過します。この日は雲がありました。冬の雲は低い位置にあるので、よく映り込みます。

高徳線は、ほとんどが2両編成です。高速道路が整備されたことやこの列車が結ぶ県都が近いことなどから、乗客は予讃線ほど多くありません。でも、播磨灘に面したこの付近を走る風景は、瀬戸内海沿線でも秀逸の美しさを持っていると思います。いつか、この路線を走る観光列車ができないかなと切に思います。

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