鉄道のある風景 海と並走するコト電

香川県

のどかに海沿いを走るコト電

香川県内を走る私鉄のコト電。その志度線の一部区間は、防潮堤沿いに走ります。防潮堤の向こう側はすぐ海。一般的な鉄道敷設は、海と線路の間に道路があるよう路線計画がされていますが、土地に余裕がない区間などにはまれにこのような光景があります。四国でも数か所しかない内の一つです。コト電は、生活密着電車で、通勤や通学、生活移動にと地元の人々に愛されています。

志度線は、志度湾沿いを走ります。漁船のエンジン音が心地よく湾に響きます。

特にこの部分は、防潮堤の代わりに鉄板です。その向こうは海です。

こんな感じで走ります。カーブになっていることもあり、時速20キロ程度のゆっくり走行です。電車の様子を見学するかのように、隣接する公園のベンチがあります。

この辺りは単線です。線路の向こうに見えるのは海です。

志度湾はカモメも遊びます。

この志度線は、四国の鉄道の雰囲気をある意味代表しています。ゆったりのんびり走る電車。もちろん特急などはありません。海を見ながら走っている時、どんな音楽を聴こうか。この海では、サザンではないような気がします。

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