四国の最東端の蒲生田岬。領海法施行令では、この岬にある灯台と対面にある和歌山県の紀伊日ノ御岬(きいひのみさき)灯台を結んだ線から北側が瀬戸内海の範囲になります。西側は、愛媛県の佐田岬灯台と大分県の関岬灯台を結んだ線が境になります。
進入路を間違うと大変なことになります。
基本的には、車かバイクで接近するしかありません。坂道もかなりあるので、自転車はきついかも。国道55号から福井小近くで、県道26号線へ入ることをお薦めします。由岐大西線です。この道が岬までの最良コースになります。国道から県道200号線に入ることもできますが、かなり過酷な部分があります。私は、前日、日和佐に宿泊したので、県道200号線の方が近いかなとここから進入したのですが、軽自動車でもいっぱいいっぱいでした。
県道26号線も途中で、200号線に合流します。ここからは200号線を走りますが、この部分はかなり幅員があります。
途中、椿川を渡ります。
やはり、ウミガメの街です。橋の欄干にも愛らしい絵がありました。
1月としては結構暖かい日だったので、カモが水浴びして遊んでいました。
ここから、山と海を見ながら走ります。
岬の手前に、かもだ温泉という施設があり、その案内板が時々あります。
こんな感じの道が続きます。
もうすぐ、かもだ温泉です。自転車でこの下り坂を走るのは気持ちいいだろうな思いますが、急カーブがあるので、対向車が急に現れた時に対応できないかも。
途中にある、かもだ温泉
広い交差点が出てきます。ここを右折するとかもだ温泉です。
ここは、阿南市になり、この温泉も阿南市営そうです。ホームページはこちらです。今回は、先を急ぐことにしました。
この交差点には、駐車場やトイレがある船瀬海岸公園があります。
奥のガードレールがある道を今、走ってきました。
海岸沿いにベンチや案内標識もあります。
トンボの繁殖もしているようです。この時期はいませんでしたが。
あと少しで目的地に
蒲生田トンネルを通ります。
行き止まりが、蒲生田岬駐車場です。10台以上置けるようですが着いた時にはバイクが1台停めてあっただけでした。
着いたぞ、蒲生田岬
蝶をイメージした句碑です。
波の詩というモニュメント。先ほどの句碑と一緒に恋愛成就のスポットになっているとか。ハートをイメージしてるようにも見えます。
灯台までは、遊歩道が続きます。
見えてきました。この丘の上です。登らなければ。
結構、急な石段が続きます。
着きました。ここがゴールです。
灯台に接近します
最初の灯台は大正13年10月に、現在の灯台は昭和47年3月に改築されたと記載されています。
向こうに見えるのは、伊島です。有人島です。
方角ごとに何が見えるかを彫り込んでいます。
それによると、この方向に和歌山県の 紀伊日ノ御岬 が見えるんですが、今日は霞んでいます。
この方向が、太平洋です。今日は波静かです。
帰りは、別の遊歩道を通ります。
椿のアーチの中を下っていきます。咲いていたらきれいでしょうね。
これは、この日の朝、国道55号から220号に入って、細い道を進んでいた時に出会った風景です。気温が高めの朝だったので、山間の農地から蒸気があがり、幻想的な雰囲気でした。
ここは、これからもっと注目されていくような気がします。岬に立っているだけで、四国の位置関係がわかる大パノラマです。遊歩道も整備されていて、がんばれば、子供でも灯台まで登れます。いかんせん、国道からの道路が細いため、注意が必要です。
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