市民の身近な憩いの場
海辺からも市街地からも近い琴弾公園。観音寺市民には、憩いの場かつ夏の避暑地でもあります。香川県観音寺市有明町3-36(公園内の道の駅の住所)
桜と芝生広場もあり、花見会場感満載です。
公園内の通りには、桜のほかにも種々の花が咲きます。
通りから海へ向かう途中の公衆電話ボックス。なんと、「銭型公衆」のマークが。徹底しています。
公衆トイレの壁にも「寛永通宝」のモニュメントがありました。
公園内の全体図です。
公園から海辺へ向かいます。
海辺は、有明浜と呼ばれています。
有明浜までにはかなり距離があり、途中にベンチもあります。
きれいな海辺です。青春学園ドラマの舞台になりそうな雰囲気があります。
どうでしょう。この美しい景色。こんな所で育ったこどもは、本当に幸せだと思います。
有明浜から、いよいよ、銭形の現場へ向かいます。途中は、立派な松林です。
樹齢何年になるのでしょう。こんなに年季の入った松も何本かありました。
公園全体が望める展望台へ向かいます。
浜辺の砂地に描かれた「砂絵」を高台から見ることができる銭形展望台があります。昔、このネーミングを決定した人は、「銭形」のアピールに一貫性があるなー。
銭形展望台には車でも行けます。道が細いので、一方通行になっています。もちろん、歩いても登れます。
歩いて登る専用の遊歩道もあります。
ここが、銭形展望台です。近くに10台程度の駐車場もありました。
これが、銭形の砂絵です。近くの案内板によると、東西(写真だと左右)122メートル、南北90メートル、周囲345メートルとのこと。文字の深さは2メートルです。工夫しているのは、この銭形展望台から見て、美しくなるように、「円形」にはしていないこと。そもそも、この砂絵が作られた経緯は、1633年に当時の藩主生駒高俊公を歓迎するために作られたとのことで、美しさを第一にしたようです。この「銭形」を見ると、お金に不自由しない言い伝えがあるようです。
銭形展望台からは、こんな風に見ることができます。
銭形展望台付近にも、桜が開花していました。
香川県の西部の海岸に位置する琴弾公園。展望台がある丘は、琴弾山とも呼ばれており、その名の由来かもしれません。燧灘(ひうちなだ)の穏やかな海の風景に身近に接することができ、観音寺市民の生活に溶け込んでいます。
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