屋島山上になぜか水族館
昭和42年に瀬戸内振興株式会社として創設、開館した屋島水族館。当時は、この標高300メートルの国立公園内のしかも源平合戦の舞台でもある屋島に水族館ができたということで、地元市民はもちろん、小学校の修学旅行で山上のホテルに宿泊した子供たちには、大人気でした。
施設は老朽化しているが、魚と職員に活気
現在は、高松市と民間企業が協議を進めてリニューアルする方向へ進んでいますが、その現場では、若い職員が真剣に魚たちとお客さんのふれあいについて取り組んでいます。
私も、入場券を購入して中に入りました。ちなみに、この入場券の№すごくないですか。 22222番でした。何か幸運が近づいてきているような、そうでもないような。大学生以上1200円です。(65歳以上は、700円)、中・高生700円、小学生500円です。
いきなりいました。フンボルトペンギン達。人なつっこい。
しばらくの間、鳥インフルエンザの予防のため、散歩も中止とか。
彼らには、ちゃんと名前があるようです。私には、それぞれの違いがよく分かりませんが。ホームページによると、4月末から、彼らは、最大6羽までチームで施設外へ出張するようです。子供たちは喜ぶでしょう。
淡水魚の水槽です。
私たちにもなじみが濃い、マアジの集団です。
小さなブルーの熱帯魚。ヒメツバメウオです。
アカマツカサ。沖縄や小笠原諸島など海水温の高い地域に生息するようです。
バイカルアザラシ。世界で唯一、淡水に生息するアザラシだそうです。
サメもいました。
でかいウミガメも。
このでかいのは、アメリカマナティーです。相撲取りぐらいの体重があるのでは。淡水域や汽水域で生活することができ、海水域で生活するジュゴンとは、似ているが違いがあります。一時は、アメリカの絶滅危惧種にもなっていた貴重な生き物です。
魚は、このほかにもいっぱいまっした。これは、クラゲの水槽です。クラゲが、見方によっては、こんなに美しくなるとは。
屋外では、アザラシがスキンシップをします。
ゼニガタアザラシです。とても利口で、係員との息もピッタリ。餌ヤリ体験もできます。
毎日、イルカショーがあり、この水族館の売りです。
新屋島水族館は、これからのリニューアル次第では、再度、注目を浴びる可能性が十分あると思います。愛嬌のある魚や生き物がいっぱいいるので、例えば、ペンギンやアザラシ、イルカ、ウミガメ、アメリカマナティーなどのネット上の応援団を作って、寄付をした人に近況の写真や招待券を送付するような仕組みも面白いのでは。
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