さぬきうどん

山越うどんは、連休とかには県外客も多く訪れ、長い行列ができる店です。他のうどん店が出汁や麺にこだわりがあるのに比べ、ここは、「かまたま」にある意味特化した売込みが功を奏しているのでしょうか。

松下うどん(松下製麺所）は、添付面積がそれほど広くないため、昼時には立ち食い状態になることもあります。それほどファンが多いのは、その安定した穏やかな味だと思います。

この店は、麺は適度に固めです。出汁はもちろんいりこ出汁ですが、薄くもなくいいバランスです。

食べようとしている場所は、店の奥の製麺機です。たぶん昔使っていたものだと思いますが、そのわずかな余白スペースをテーブル代わりにしています。

長尾街道から少し山に入ります。今回、初めて通る道でした。道沿いの小さな建物にうどんののれんが出ています。

おそらく今一押しの讃岐もち豚肉うどんの小を注文しました。470円です。

ざいごうどん本家わら家が登場します。お店のホームページによると、ざいごうどんとは、田舎うどんの意味で、わら家が名づけたようです。

この、メニューというかお品書きを書いている赤枠の紙どうですか。これだけで、何か懐かしい。かけ小は１９０円という安さです。天ぷらは、すべて100円。

昔は、今のように広い埋立地があったわけではなく、道路と線路の間にしか場所がなかったため、こんなに引っ付いて店がありますが、逆にそれが売りになってます。

店の奥の席です。右側の壁は、今はコンパネで覆われていますが、以前は、直接、山肌が見えていました。雨が降れば店の中にも影響があり、ワイルド感が大好きだったんですよね。