潜水艦とクルーズフェリーが行き来する町、呉

広島県

音戸大橋のツツジを見に行った。

山陽自動車道の高屋ジャンクションから呉自動車道(無料)に入り一気に呉市内へ。遠いようで車のアクセスはかなり整備されている。緊急時の自衛隊活動用だろうか。市内に入ると一見どこにもあるような港町の風情が感じられる。そのまま、音戸大橋の展望台へ。音戸大橋は第二大橋と二つが並行して近接しており、どちらも赤色。展望台はどちらの橋にもあるが、メインはより瀬戸内海側の温戸大橋の展望台。アクセスは、カーナビに頼った方がいいかもしれない。くねくね道と分岐点が多いため最初は迷いそうだった。訪れたのは2023年4月23日。事前にかなり今年の見頃を調べて行ったのだが、4~5日早かったようだ。天候も雨の日が周期的に予報される難しい週だったので仕方ないか。でも、観光客はかなりいた。ピーク時の人出がどのような状況なのか分からないが、この日の駐車場は順番待ちだった。滞在時間は30分程度か、待っていればその内停められる。

夜にもう一度訪問

ここは、夜景も有名らしいので夜に再度訪問。昼間に増してカーナビの手助けがないと困る。撮影しようとするマニアは多かったが、場所を取るのに不自由はしなかった。どうも、対象が人でも日の出など動くものではなくツツジの風景のため、1か所にそれほど滞在しないらしい。筆者は長かったが。

帰りの海沿いで潜水艦に出会う。

一般道から見ることができる場所に何と潜水艦が停泊していた。これが呉の日常なのかもしれない。ビックリした。

次の日の早朝、再び潜水艦基地に行った。

早朝5時前後。隊員が作業を始めた。この日の訓練の用意だろうか。

時間とともに、船に向かう隊員が集まってくる。

午前8時半ごろ、潜水艦が動きだした。動く潜水艦を実際に見るのは初めてだった。潜望鏡付近に立っている隊員は海面から10メートルはあるかもしれない。訓練しないと立つことさえ満足にできないかも。呉の基地周辺は、海上自衛隊の宿舎が多い。当然若い男性隊員が多い。月曜の朝5時台になると、どんどんタクシーが停まる。多分自宅などに週末帰っていた隊員が呉駅から駆け付けたのではと思われる。同時期にバイクや自家用車、自転車などで宿舎に入る者がラッシュになる。ほとんどが男性だ。すごい風景だった。宿舎から艦船や潜水艦に向かう何人かの隊員が、ビニール袋に入った白い制服をバックと一緒に抱えているのを見た。若い男性隊員が自分でアイロンをかけるのが難しいためにクリーニング店に出したのだろうか。なぜか少しほっとした。

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