印象派の巨匠クロード・モネ。そのモネが愛したフランス・ジヴェルニーにあるモネの庭を再現した施設が、北川村モネの庭マルモッタンです。北川村のホームページによると、ジヴェルニーと北川村の交流から、モネの庭の名称が贈られ、協力を得て創られたとされています。20年も前なんですね。また、パンフレットには、世界で唯一、本家から「モネの庭」と名乗ることを許された庭園と記されています。すごい!
広い無料駐車場。バスも接続
国道55号を高知市から室戸岬に走り、奈半利町の手前に位置します。車が便利ですが、ごめん・なはり線の終点、奈半利駅から歩いても2キロ程度でしょうか。奈半利駅からの接続バスもあるようです。
駐車場の中に停留場がありました。
この日は天気が良かったので、多くの車が停まっていました。モネの庭はかなり広く、ゲートも複数あります。チケットは共通です。駐車場の奥の「TICKET」の表示がある建物も入り口ゲートのひとつです。
ギャラリーショップから入ってみました。
ウエルカムゲートが美しい入り口です。
エントランスの手すりを含め、園内のベンチなどの多くがこの緑色に統一されています。
ギャラリーショップの2階につながっています。階段を降りると、いろいろなグッズやモネの庭に縁の品を求めることができます。レジで入場料を支払い、見学が始まります。大人730円でした。
レジから外に出ると1階部分のバルコニーにつながります。
バルコニーには、手作りパン工房やカフェがあります。
「花の庭」です。
この階段を降りていきます。建物が斜面に建築されているようです。
花の庭の全景です。やはり、花のレイアウトにも研究があるんでしょうね。
花の種類が、ホームセンターに売っている物とは違うなー
庭の外れでは、職員さんが苗を管理されていました。すごい数ですね。
季節ごとに植え替えているんですね。手間かかるわ。
「水の庭」に行きます。
このゾーンが、モネの庭の真骨頂ではないかと思います。睡蓮の咲く池があります。
この庭のエントランスでは滝がお出迎え。
この庭の美しさを写真に残そうといういう方が後を絶ちません。
ここが、モネの絵のこのイメージですという意味なんだと思います。ここかしこのビュースポットに絵が展示されています。
最後に「ボルディゲラの庭」へ
モネが訪れた地中海をイメージした庭で、ボルティゲラは北イタリアの町の名前だそうです。
休憩所の建物。その名はリヴィエラの小屋です。
リヴィエラの小屋からの見晴らしです。無料。
メタセコイヤの小道を通って出口へ向かいます。
このゲートを通ると駐車場に出ます。
モネは、青い睡蓮をさかせたかったが、フランスのジヴェルニーでは気候の関係で無理だったと解説されています。しかし、北川村のこの庭では咲かせているとか。シーズンを過ぎているためかこの日は、見つけることができませんでした。しかし、高知県のさほど交通の便もよくないこの地に、モネに縁の施設を誘致しようとした発想がすばらしい。ぜひまた行きたい場所です。
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