今年も水質日本一の仁淀川を訪ねて

高知県

国土交通省が全国の1級河川のうち、水質が最も良好な河川を毎年発表しています。令和2年7月1日にも今年の発表があり、前年調査の結果から16の河川が選ばれました。四国山脈の石鎚山系を源流とする仁淀川も含まれており、仁淀川は、平成24年調査から途中水量の少なかった平成29年調査を除いて、連続で選ばれています。

仁淀ブルーの代表スポット、「にこ淵」

仁淀川の上流、支流の枝川川ぼにこ淵に行きました。大豊ICから国道439号を通ってアクセス。途中、道の駅土佐さめうらで、係の方と、これからにこ淵に行くんですけどというお話をしていると、打ってつけの冊子をいただきました。

国道194号に入り、そこから側道に入っていきますが、分岐点には分かりやすい案内板がありました。

接続する道路は、それほど狭くなく、ゆっくり走れば大丈夫です。近づいてくると道沿いに駐車場の案内板が現れ、どこも無料でした。

駐車場に車を停め、歩いて行くと、川に下る入り口が現れます。

途中、にこ淵についての解説板がありました。ここには、昔からのいわれがあるということと、何よりも地元の方々は、ここをとても大切にかつ神聖なものとして位置付けているということでした。見学に来る私たちは十分配慮すべきですよね。ごみを残したり、水辺で泳いだりはできません。

ここからがきつかった。

最初は、コンクリートの通路を降りていきます。

入り口を振り返るとこんな感じです。

途中から、階段になります。これがきつかった。かなり川べりまでに高低差があります。しかし、この階段も最近設置されたようで、それまでは、ロープにつかまりながら足場の悪い中を降りていたようです。それを思えば随分安全になりました。

見えてきました。もう少しです。

到着しました。道路から10分程度です。

まさに、仁淀ブルー

夏の終わりを惜しむかのように、この日も多くの方が訪れていました。

奥には、小さな滝も流れています。

この碧い水の色は、いつまで見ることができるのでしょうか。地元の皆さんに協力して、私たちも守っていきたい大切な四国の財産です。

ここから下流は、岩でおおわれています。

この日も暑かった。

さあ、頑張って帰りましょう。

この「にこ淵」は、駐車場の整備や階段の設置、周辺の清掃など地域の皆さんの清潔に保ちたいという思いが伝わります。観光スポットでありながら、神聖で大切な場所です。上流で、大切に環境を保っていることが、必ず仁淀川の水質向上につながります。仁淀川全体では、訪れたい場所がこの他にもたくさんあります。ご期待ください。

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