瀬戸内海の四季　観光ブログ

肱川河口の長浜大橋は、バスキュール式鉄鋼開閉橋という名の構造で、１９３５年に建設されました。８０年以上前です。中央部が船の航行のため、開閉する道路橋で、この方式の橋で稼動しているのは、日本に３つしかなく、その内、道路橋はここだけだそうです。

下灘駅は、実質的に無人駅ですが、観光列車の伊予灘ものがたりも停車します。駅の下に見える国道が整備されるまでは、すぐ下まで波が打ち寄せる正に海沿いの駅だったそうです。

アジサイが咲き誇る時期は限られているため、天候が良くないのは分かりつつ、7月上旬に訪れました。しかし、辺りは、雲の中。晴れていれば、紀伊水道も見えるらしいのですが、この日は皆目だめでした。でも、雨の日のアジサイもそれはそれで、旬なのかなと。

大人用の太いオールを何人もの子供たちが握り、一生懸命、「ヨーイショ、ヨーイショ」と漕ぐ姿のひた向きさは、何だか私に大切なものをくれたような気がします。

紫雲出山のアジサイはほとんどが青色です。しかも、かなり濃い青色アジサイもあります。土が酸性のためですね。

ダムの中にいくつも柱部分を設置し、柱と柱の間をアーチ式のダムにするマルチプルアーチダム工法は、この豊捻池ダムと宮城県仙台市の大倉ダムだけが残っているそうです。

この店は、麺は適度に固めです。出汁はもちろんいりこ出汁ですが、薄くもなくいいバランスです。

田植えの時期なので、水路の掃除も終わっていました。さらにこの集落では、道端の遊休地の雑草も刈り取られていて、水田に草の種などが混入しないように作業が終わっていました。

食べようとしている場所は、店の奥の製麺機です。たぶん昔使っていたものだと思いますが、そのわずかな余白スペースをテーブル代わりにしています。

出航すると、すぐに松山市出身の友近さんの案内放送が始まります。鹿島は伊予の江ノ島とも呼ばれているらしく、地元の方々の夏の憩いの場になっているようです。二見岩（夫婦岩）があり、みんなの願いを織り込んだ大注連縄が毎年奉納されています。