結構細い山道を進みます。
杉林の中をひたすら進みます。この季節は何とか走れますが、夜や積雪があると、難しいかも。穴内は、「あなない」と読むそうです。
大豊ICからは、約5キロですが、慎重に走るので時間はかかります。
杉林を抜けると、いきなりアジサイの植栽がお出迎え。地元の皆さんが整備したのでしょうか、今が見頃です。
見晴らしが一気に開け、穴内の棚田が出現します。
山奥でも遊休地は少なくしっかり田植えが
ここは、1枚当たりの面積が棚田にしては広いのかもしれません。多くの種類の機械も使えるのでは。
地元の方が、草刈りをしている音が遠くから聞こえました。
標高もかなり高く、遠くに四国山脈が見えます。
振り向くと、近くの山の山頂に風力発電のプロペラが。
道沿いには、ここから見てねというビュースポットの案内板がありました。
まさに天空の棚田と言わんばかりのロケーションです。ここで住んでいる皆さんは、農作業に苦労があろうとも、たぶん風や空や星と一体となったその充実した生活を離したくないのではと思います。スーパーや病院が近いことを便利と思う価値観とはまた異なるものです。棚田を歩くと、いつも「ぽつんと一軒家」のテレビ番組に登場する人々が幸せそうにその生活ぶりを語ることが少し分かるような気がします。
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