しまなみ海道で一番大きな橋となる来島海峡大橋。今回は、徒歩で渡ってみました。橋の全景を見るには、大島の亀老山展望公園からの姿が一番となることから、この山にも車で登りました。橋の往復と展望公園の登山を一度に歩くのは体力的にかなりきついので、展望公園には車で。
まず、車で一気に亀老山展望公園へ
大島南ICを降りて、一般道を進むと進入路の案内表示が現れます。
くねくねした道ですが、何より傾斜がかなりあります。自転車なら電動が必要です。
山頂への途中にある道沿いのミニ展望台。あまりに見晴らしがいいので作ったんでしょうか。絶景です。
山頂にある公園の駐車場です。まっすぐ行くとバス用、乗用車は右のスロープを上がった所です。
駐車場です。奥の建物の右側がトイレ、左側が売店です。その左が展望デッキ入り口です。
展望デッキの入り口には亀老山のいわれを解説した案内板と亀がお出迎え。
これが、隈研吾氏が設計した展望デッキです。
1994年に隈研吾氏が周囲に溶け込む建築として設計されたとされる有名な展望デッキです。標高307.8mの山頂に突き出た展望部分から来島大橋を含む瀬戸内海の絶景が見渡せる秀逸の場所となっています。
緩やかな勾配で長い幅を持たせゆったりとした階段で登った先からは、見渡す限りの瀬戸内海の風景が目の前に開かれます。反対側のデッキには木製のアプローチで繋がれています。
アプローチで出会った男性の方は、自転車で登ってきたということでした。いろんなところに行ったがここはかなりきつかったとのことでした。
橋側の展望デッキには、平山郁夫画伯のスケッチポイントの表示があります。
この展望デッキは、山に溶け込むことを念頭に設計されているとのことで、表面にはほとんど露出部分がありません。
瀬戸内海の向こうに四国山脈が見えます。
下山して、来島海峡大橋へ
海沿いの道の駅よしうみいきいき館で買い物をし、ここから歩くことに。トイレもここで行っておいた方がいいようです。水分のペットボトルを購入してさあ、出発です。
海沿いに歩いて行くと約5分で橋への入り口案内板が現れます。
橋は随分高い所にあるので、そこまでスロープで上がっていく必要があります。これが結構長かった。徒歩、自転車と原付は区分されています。
もうすぐ合流します。
橋の上はこんな感じです。開放感満点。
普段、そばでじっくり見ることができない橋のパーツをまじかで凝視。
向こう側を原付が走って行きます。車の走行車線とは分離されています。
生口島から自転車で橋巡りをしているツアーに遭遇しました。
こちらは、徒歩で近距離の橋巡りをしているというツアーでした。
先ほど登った亀老山展望公園の展望デッキは、写真の中央の山の山頂ですが、確かに途中の道路の法面らしきものは見えますが、展望デッキ自体は山の風景に溶け込んで全く目立ちません。すごい。
橋は絶好の展望台
観潮船のアナウンスも聞こえてきます。
途中の馬島へ
来島海峡大橋は、3連橋の構造で、これは、第一大橋と第二大橋の間にあるアンカレイジです。でかい。
今治側と大島の途中にある馬島に降りることができるスロープです。
車線の下を通り反対側にあるエレベータに向かいます。
橋脚の間から海を見るとこんな景色になります。エレベータは、この日点検とかで稼働していませんでした。残念。
ここは、軽車両の料金所にもなっているようです。自転車も本来有料ですが、今は期間限定で無料らしいです。
今回のコースは、亀老山と来島海峡大橋を満喫して約半日を要しました。大島に車で渡ることで楽になりました。電動自転車でも面白いかもしれません。
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