広島観光は、バスで移動が便利

広島県

市内も循環バスで

今回は、少し楽をしようと、高松-広島間の高速バスを利用してお昼ごろ広島入り。料金は、往復で1人8000円弱。自分の車で移動する場合とさほど変わりません。市内の土地勘があまりないので、その後の移動も循環バス「めいぷるーぷ」を利用しました。広島駅新幹線口にあるバスターミナル2番乗り場から発着します。観光客にも便利な循環バスは、便利です。今までで、いいなーと思ったのは、新潟市、長野市、横浜市、神戸市など。地元の方が利用する病院や市役所などをルートに組み込めると地方でも活性化すると思いますが、難しいですよね。

1日乗車券をバスの中で購入。大人400円でした。これで、めいぷるーぷだったら、どのコースも乗り放題になります。

予想はしていましたが、外国人の方がやはり多い。他県と少し違うのは、近隣の東南アジア地域以外からも多く訪れているなーという印象です。

まずは、新天地にあるお好み村に。

ビル内にあるお好み焼きのお店です。すごく多い。

文ちゃんというお店に入りました。ここも、外国人でいっぱいです。でも、にこやかで、こちらも何となく楽しい雰囲気に。

注文したお好み焼き。生地が薄く、もやしが入っているのが特徴でしょうか。おなか一杯になりました。

歩いて、平和公園へ

お好み村から、アーケイド街を通って15分程度で平和公園に。

すごい数の観光客です。

公園内を運航するこの船、宮島まで直行する水上バスです。JRで移動するか迷うところですが、明日朝早く広島を出発したかったので、結局JRにしました。

多くの方が平和への祈りを捧げていました。ここでしばらくいたときに、一人の外国人の方から、この石碑には何と書かれているのか?という質問を受けました。言っていることは理解できたのですが、うまく英語で説明できませんでした。こんなこともあるかなーと、英会話のテレビを見ているのですが、実際に話をしようとしても全くできない自分に不甲斐ない思いです。どうやったら、うまくなるのでしょうか。

平和の鐘を鳴らす外国の方ですが、決してふざけることなく、鐘の音に真摯に願いを込めようとする姿に、感心します。

再び、めいぷるーぷで広島城に

広島城は、戦後に再建されたものですが、毛利氏以降の広島の統治史が詳しく展示されています。敷地の一部に、大本営後の基礎が残っていて、明治時代には、対外戦争の指揮指令が広島から発せられていた事が分かります。やはり、当時は戦艦主力の戦争だったため、主要な軍港を持つ広島が、適地だったということでしょうか。

広島城の敷地は、官庁街にも近く、街の緑を提供しています。

夜の平和通りは、至る所でイルミネーションで賑わっています。「ドリミネーション2019」という企画のようです。家族ずれやカップルがこの中で思い出の写真を撮っています。来年の1月3日まで毎夜実施されるようです。

広島の歴史は、ある意味、日本のどこよりも濃いのかもしれません。普段の生活の中で、平和について考える機会はほとんどありませんが、ここの空気は、そんな自分を叱るような気がします。訪れている外国の方からも、真剣に戦争や原爆について知ろうとする姿勢がひしひしと伝わってきます。穏やかな生活がおくれることを願うばかりです。英会話がもっとできたら、いろんな国の方と話ができて、私自身も変えられるのになーとつくづく思います。

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