16,000本の梅が咲く、七折梅園

愛媛県

高速を降りてから車で20分程度

松山市の郊外、砥部町にある七折(ななおれ)梅園。周辺が、勾配のある道なので車で移動する方がいいかも。

砥部町の山間にある約40ヘクタールの梅園は、2月末から3月にかけて梅の花が満開になります。その数約16,000本。紅梅や蝋梅など約30種類が咲きほこります。

地元の生産組合が開催する梅まつり

県道219号線沿いに梅園用の駐車場が用意されていました。係員の方が誘導してくれます。令和2年の梅まつりは、2月20日から3月10日までです。

かなり広い駐車場ですが、午前10時ごろには満杯に。梅まつり開催中は、ここ以外にも駐車場が用意されています。

別の駐車場からの皆さんもどんどん集まってきます。

駐車場の入り口付近では、梅の加工品など地元の特産品が販売されていました。

梅園の入り口です。ここからが、結構長かった。

順路の途中に、テントがあり、ここで入場料を支払います。大人300円です。長い坂道を歩くため、テントには無料貸し出し用の杖が用意されています。

広がる梅園に感嘆

淡いピンクの花が咲く種類です。見事な開花に足が止まります。

甘い匂いに、メジロがたくさん寄ってきています。

途中までは、緩やかな道の部分もあるので、ベビーカーのお客様も。手前は、蝋梅ですね。

この日は、砥部町の観光キャラクターななうめちゃんもお出迎え。子供たちに大人気です。

この梅園のもう一つの人気者、対面の土手で草を食むヤギさんです。

梅の花の中を散策するコースは、人気です。

菜の花も咲く散策コースを登って行きます。頂上付近に見えるのは、展望台です。

地元の方が、一番きれいに見える場所を知っています。ちょっと休憩。

休憩所もあります。

ぜんざいや餅など、地元のみなさんの温かい接待です。

この休憩所は、この案内図の下の端に記載されています。まだまだ山頂は遠い。

山頂の展望台へ

あそこまで歩きます。

近づくとこんな感じです。

展望台からの眺めは、格別。遮るものはなく、梅の山が一望できます。

ピンクの花のグラデーションや白色の花との調和が美しい。

梅の花のアーチの中を下山します。

30種類以上の梅が栽培されています。

代表的な梅の木には、樹種の名札が立てられていました。

七折梅園は、梅を栽培する山肌を、その花の美しさも見てもらおうと整備されたもので、砥部町や生産者の組合が取り組んでいます。車で行けば松山市からも近く、春の先取りにはもってこいの1日が過ごせそうです。

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