中国山脈のふもとにある温泉町、鏡野町
岡山県では有名な紅葉狩りの名所。奥津温泉もそばにあり、地域の方々の観光客へのおもてなしにも力が入る時期が始まります。10月下旬から11月初旬にかけては、車で訪れる人でラッシュになるため、観光ルートには交通規制がかかり、シャトルバスの利用を呼び掛けています。
シャトルバス(もみじバス)に乗ります。
今年のシャトルバスの運行日は、10月26日(土)、27日(日)、11月2日(土)~4日(月)とのこと。訪れた日が最終日でした。国道沿いのこの福祉センターの駐車場からスタートします。
1日乗り放題で大人400円です。
バスの後方にも見えますが、ほとんど、待つことなく乗れるようバスはかなりの台数です。
観光協会の方ということで、1台ずつガイドさんが乗って説明をしていただけます。
最初の観光ポイントで乗客はすべて降りました。ここから、遊歩道を歩いて楽しんでくださいということで、それならばと。もちろん、このまま乗って、次のポイントにも行けます。
恩原高原スキー場などの中国山地から流れ出る吉井川沿い
遊歩道のスタート地点です。この吉井川は、昔から流れがかなり急らしく、露出している花崗岩が削られたり、穴が掘られたりしていることで有名だそうです。この辺りでは、まだ紅葉はぼちぼちです。
奇岩の解説板が設置されています。
こんな風に削られるのでしょうか。
1キロ程度でしょうか。川沿いを歩きます。
遊歩道は、歩きやすく整備されています。
奥に進めば、あー来てよかった。
川の中ほどに向かって樹木の枝が伸び、それぞれ色ずき始めています。
川面に近いところも歩くので、水のにおいやせせらぎの音も感じることができます。
見上げると青い空に向けて色が重なります。
皆さん、満足できる写真が撮れたようです。
さらに上流に進むと、色づいた紅葉も。
日差しに映えて今だけの美しさを主張します。
遊歩道のゴール地点です。結構歩きましたが、途中に大釣温泉という湯治場があり、売店もあったので、休憩させてもらいました。
帰りのもみじバスが来ました。これに乗って、最初の福祉センターへ帰りました。
奥津渓は、ただ山道を歩くだけではなく、川沿いにも遊歩道を整備して美しい景色を愛でることができました。観光協会の方がガイドするお話の中で、やはり雪の期間があるので、温泉やスキーにも是非訪れてほしいことから、この紅葉狩りにも力を入れているという思いが伝わってきました。道沿いに警備する人も含め、とても親切な方々でした。
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