瀬戸大橋が一望の鷲羽山展望台

岡山県

瀬戸大橋の岡山側の付け根

昭和63年(1988年)に本州と四国を結んだ瀬戸大橋。橋梁部は9,368m。実に9キロ以上の長さがあります。その全景が見える展望台が岡山県側のたもととなる鷲羽山にあります。

展望台の駐車場までは、児島ICから車で約10分程度。山道ですが走りやすい道です。

駐車場は広い

松の向こう側が駐車場です。この日もたくさんの方が訪れていました。

駐車場の隅に、登り口の看板があります。

階段を登って、展望台を目指しまず。

空が開けてきました。もうすぐです。

メインの展望台。実は第2展望台

広い敷地に望遠鏡など展望台の設備が整っています。この先、いくつかのビュースポットがありますが、正確には、ここは第2展望台です。

全景は、こんな感じです。

レストハウスもあり、買い物や食事ができ、トイレもあります。

この施設全体の案内板です。この第2展望台は、スタート地点であり、この先随分歩いて散策することになります。

第1展望台へ

さあ、歩きましょう。

きれいに整備された遊歩道に松などが木陰を作ります。

途中、眼下の防波堤の釣り客が見えます。

第1展望台は、俳句の石碑があるだけの場所ですが、美しい橋の姿を見ることができます。

第1展望台付近にあるビジターセンターです。今は、観光客の休憩所になっているようです。

更に上の、山頂「鐘秀峰」(しょうしゅうほう)を目指します。

ビジターセンター前から再度出発です。

しばらく歩くと石段があります。

山頂近くに案内板がありました。ここです。

この上の、大きな岩の部分が山頂のようです。

岩の上に立つこともできます。風が強い日は危険ですが。

山頂からの橋はこんな風に見えます。

見張らせる景色の解説板があります。対岸の四国の様子も記されています。

児島湾もよく見えます。

散策路は、さらに続きます。

コース上には古墳があります。この山は昔から人が暮らしていた痕跡があるようです。

外国人も橋の美しさは共通のようです。

最終目的地は、あずまや展望台です。案内板があります。

子供も頑張って歩きます。

到着です。

この正面からの景色は、ここからしか見えません。貴重な場所です。

瀬戸大橋は、本州と四国を結ぶ3つの架橋のうちの最初に完成した、かつ世界最大の鉄道道路併用橋です。この橋のおかげで、高速道路のように本州と四国を自由に行き来できるようになりました。その陰で、それまで主役だった宇高連絡船が姿を消し、その後、宇高航路を走る民間のフェリーも順次役割を終えつつあります。新幹線が登場すると、在来線の特急が姿を消すように、役割交代は厳しい現実を突きつけます。どちらも残してほしいものの、経営上はしかたありません。その役割交代の過渡期にある今、瀬戸大橋の美しい姿を十分堪能するとともに、関係フェリーなどもしっかり記憶にとどめたいと思います。

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