秋から冬にかけて、見えるチャンスがいっぱい!
今回、雲海を見に訪れたのは高知県大豊町の「ゆとりすとパークおおとよ」。梶ケ森山麓にあり、標高777メートルのキャンプ場です。広大な敷地には、コテージや車中泊ができる設備もあり、人との距離を気にすることなくくつろげます。ここから、見ることができる雲海は、絶景の一言です。天候に左右される雲海ですが、発生予想確立がここのホームページで紹介されています。今回訪れた日の発生確率は、65.5%でした。
国道32号沿いのJR土佐北川駅近くから登り始めます。
登る道は、梶ヶスカイラインの名称で、全体がセンターラインのある走りやすい道です。ちなみに、目印のJR土佐北川駅は、橋上の秘境駅としても有名です。
この標識がある三叉路を川側に曲がります。
吉野川の支流の穴内川を渡ります。雲海はこの渓谷の上にも発生します。
梶ヶ森スカイラインの案内表示が現れます。
遠方に風力発電の風車が見えます。目的地は、あの辺りです。
目的地近くにある第一駐車場。今回はここで車中泊です。
車中泊専用のスペースです。1泊1500円。電気やごみ袋を使用なら別料金です。
まず、管理棟で手続きを
第一駐車場を過ぎて、さらに車で登って行くと管理棟があります。ここのホームページからは、車中泊「RVパーク」の予約がしにくく、事前予約は電話でできるそうです。この日は飛込でお願いしたところ、車中泊をする人は誰もいないということで、広い駐車場を独り占め状態になりました。これが真夜中とても怖かった。
管理棟の前が、雲海デッキです。眺望抜群!
雲海デッキから見える山々の解説板がパノラマ状に設置されています。
この日は土曜日だったので、家族連れで宿泊している皆さんも多いようです。
すぐそばにドッグランもあります。
日が暮れて夜のとばりが
この谷一面にもうすぐ雲海が広がります。観測していると夜の10時くらいから冷え込みに連れて、すでに発生が始まっていました。
夕暮れの四国山脈にうろこ雲が広がります。
光のない山の上のため、とにかく見える星が多い。肉眼でもよく見えましたが、写真で確認するとさらに多かった。
翌日の早朝、壮大な雲海が
雲海デッキでは、早朝の自然の芸術を見ようと集まる人が。
雲海の下はどうなってるの
この後、雲海の中を通って下山することに。当然ながらこんな風になりますよね。もっと下に行くと、普通の曇り空でした。
四国でも雲海を容易に見ることができる場所があったことに感動です。
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