アジサイは開花期間が長いので、平日は人もまばら
駐車場から見た瀬戸内海です。アジサイに似合う雲りの日で、遠くの島がもやって見えます。紫雲出山のアジサイはほとんどが青色です。しかも、かなり濃い青色アジサイもあります。土が酸性のためですね。アジサイの中のアントシアニンが酸性土中のアルミニウムと結合して青色を発色しています。
駐車場には、平日なので車もまばらでした。桜のシーズンとは随分、様相が違います。今回は、車で頂上まで来ましたが、春に、この山道を渋滞して少しずつ進むようなラッシュは、大変だったと思います。バス輸送優先にしたのは正解です。
第2駐車場の展望台から、詫間や海岸寺方面を見た景色です。穏やかな時が流れます。
山頂まで歩きます。
駐車場から、山頂を目指します。アジサイを愛でに来られる方もいました。
訪れる方には、高齢者もいるからでしょうか。杖の用意がありました。
山道の途中には、赤モミジが緑に映えます。
一部には、ガクアジサイもありました。紫雲出山では、珍しいようです。
春には見事な花を咲かせた桜です。しかし、芝生部分も含め、よく管理されています。
こういう方ががんばっています。仕事とはいえ、大変な作業です。
アジサイの美しさをカメラに収めようとする方もいます。
東屋で休憩するグループも。見渡す限り海です。
山頂の展望台から
展望台です。
展望台の入り口にある大きな桜の木です。でも、春には、サクランボがいっぱい実がなっていたと思います。サクランボの木でしょうか。
笠岡市や福山市方面を見ていますが、この日はもやって本州は見えませんでした。こういう単色に近い海の様子も好きです。
この日は、波もほとんどありませんでした。たくさんの船の航跡が見えるほどです。
疲れたので休憩所に
休憩所の外では、ベンチで横になっている方もいました。暑かったからなー。
ここが、お茶が飲める休憩所です。正式には、紫雲出山遺跡館喫茶コーナーというらしいです。長い。
入り口は、普通の喫茶店です。スタンドボードの向こうに、少し見えているのが弥生時代人です。
ここから見える景色は、必見です。アイスコーヒーを飲みながらこんなに満足できるスペースがあるとは、すごい。
スタッフの方がお客さんに風景の説明をすることも。この写真は、保存版かも。きれいです。
メニューです。こんな値段で、ここに座れることが奇跡です。
紫雲出山は、季節ごとの顔を持っています。そして、訪れる方に満足してもらおうと管理にも力を入れています。また、仁尾から接近する場合、県道のほとんどの部分が拡幅工事を終えており、運転しやすくなっています。これからも大事に残していきたいこの風景です。
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